法人案内

ご挨拶

 社会福祉法人うまぐりの里の誕生は、平成2年の「栃木市総合計画基本計画」の中で「知的障害者通所授産施設」の必要性が唱えられ、栃木市と障害児者親の会、そして当事者が三位一体となりその建設準備を進めました。建設に必要な資金作りは、市民を巻き込んで開催した「チャリティー絵画展」によるものでした。関係する皆さんの思いが集結し、その額は1,500万円にも及ぶ収益を得ることができました。

 このように様々な立場に立つ多くの市民の期待を受けて、平成9年7月に法人認可を受け、翌年4月に定員30名の「通所授産施設ゆーあい工房」を杤木市城内町に開所しました。その後も様々な人たちの理解と協力を得ながら、今日に至っております。

 現在、多機能型事業所ゆーあい工房では、生活介護事業・就労継続支援事業B型・日中一時支援事業を運営し、工房から数百メートル離れた場所では、共同生活援助事業(介護包括型グループホーム・なごみの家)を運営しております。また、指定特定相談支援事業「めだか」では、相談支援を行っております。

 さて、障がいのある方々を支援させていただくことは、職員はもちろんですが周りの人たちの理解が不可欠です。20数年間を振り返りながら新たな考え方で進んで行かなければなりません。今後も、法人設立の理念を忘れること無く、高齢化傾向にある利用者支援の在り方や親亡きあとの課題等に真摯に向き合って行きたいと考えております。

 今後も地域住民に愛され信頼を寄せてもらえる事業所運営を、また、事業所に集う利用者と職員の笑顔と笑い声が絶えない事業所作りを心掛け、地域福祉に貢献できるよう努めて参りますので、引き続き皆さまのご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

社会福祉法人うまぐりの里
理事長 岩川和男

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